2007-04-23 第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
あの当時は、青木大使初め外務省の皆さん方も大変頑張りました。本当によくやった、こう思っております。ついては、外務省として、その十年という節目に、関係者にねぎらいの行事といいますか、何か会を持ったのか。何となく新聞やテレビを拝見しても、ペルーに対して感謝の言葉もなければ、外務省からは何のメッセージもない。
あの当時は、青木大使初め外務省の皆さん方も大変頑張りました。本当によくやった、こう思っております。ついては、外務省として、その十年という節目に、関係者にねぎらいの行事といいますか、何か会を持ったのか。何となく新聞やテレビを拝見しても、ペルーに対して感謝の言葉もなければ、外務省からは何のメッセージもない。
○鈴木(宗)分科員 あと、大臣、人情味ある大臣ですから、ぜひともやはり青木大使だとか当時の人たちを、大使館員、邦人、大変な苦痛のあの十二月末から四月二十二日までだったんですから、私は、何かねぎらいの会を持つなり、声をかけてやるべきだと。
○土田委員 以上で質問を終わりますが、青木大使におかれましては、海外青年協力隊、ぜひ御尽力をいただき、また御活躍をされますことをお祈りいたしております。本日はありがとうございました。
外務省の大使をされた、しかも大物大使であった、ペルーの大使までやっておられた青木大使が八百万円の退職金というのは、ちょっと私自身もショックを受けているわけですが、それはともかく、青木大使の滞在期間中に、このソンドゥ・ミリウダムというのは非常に決定的な時期を迎えるわけであります。 ここに、九九年八月十八日、ちょうど鈴木議員がケニアに訪問をされたときに、青木大使が本省に対して出した公電がございます。
青木大使にもう一度伺いますけれども、外務省の報告書によると、九九年八月のユネスコの選挙当時、いろいろな方に要請をした、その中で鈴木議員は、官房副長官としてみずから手を挙げて、私が行きましょう、こうおっしゃったというふうになっているんですね。青木大使の方からも、ぜひ鈴木議員に来てほしいという要請はこのときにあったんでしょうか。
最後に、ちょっと二分いただいて、この連休後の委員会での討議に関することを聞かせていただきますけれども、それは、八日には前ケニア大使であった青木大使が参考人ということで見えられるわけですが、当然のことながら、前より懸案でありましたケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電所計画に対する質疑が中心となるわけです。
本日、青木大使がこちらに来られるのであればぜひ聞きたいと思っていたところなのですが、残念ながらきょうは都合がつかないということらしいので、これはぜひ聞きたいとは思っていますけれども、どういうことかといえば、去年の六月に外務委員会で指摘をしましたけれども、例えば、反対集会に取材に訪れた日本人記者も捕まっているというようなことがありますね。
先ほど申し上げましたように、タンザニアは私同行しておりませんので、タンザニアでどういう話があったかというのは承知しておりませんが、ケニアにおきましては、到着時に外務委員会の調査団御一行に対して現地の当時の青木大使の方から、ケニアの政治経済状況、日本との関係等についてブリーフィング、説明がありました。その中で、特定の案件についての入札状況等についての説明はなかったと承知しております。
○田嶋陽子君 私が聞くところによりますと、鈴木議員と同じように青木大使も激怒していたということですが、今、外務大臣がおっしゃったように、大使というのは両方の関係を調整し、コミュニケーションを取る役割をするとするならば、青木大使はあらかじめ、大統領が会えるのか会えないとか、外務大臣が遅れて来るのか遅れて来ないのとか、そういうことは部下を使ってきちんと情報を上に上げる役目があったと思うんですね。
それは、ケニア政府の最優先順位はこのソンドゥ・ミリウの仕事であるから、もしモイ大統領から言及があった場合、さらにケニア政府から債務は責任を持って払うというお話があった場合は、日本政府は前向きに検討しますよ、そう答えてくださいと、私は、大使館、当時は青木大使でした、青木大使、さらには外務省、同行したアフリカの部局の方からそういう説明を受けて、初めて私はこのソンドゥ・ミリウというのがわかったんです。
○保坂委員 去年の六月に外務委員会でこの点を質問したのですが、外務省からそのときにもらったケニアのケニア・タイムスというのですか、その新聞記事を見ると、青木大使は、政治家とNGOによる敵対的な活動によってソンドゥ・ミリウ事業は危機に瀕している、アフリカ・ウォーター・ネットワークの名で活動するNGOが、日本に悪意に出た情報を流している、AWN議長はこれを否定しているが、大使館としてはこの点確信がある、
○北川委員 まとめて発言していただいたんですけれども、審議のときに透明性を高くする、そしてNGOが何かふれ回ったからというような言い方をしている青木大使に対して、この記者会見が本当になされたということを確認されて以降なんですけれども、そうではなくて、今ストップしているのは、財務省、外務省、そして田中外務大臣ともどもが慎重に検討しているからなんだということを進言するべきではないかと思うんです。
○黒木政府参考人 六月一日付で青木大使が現地で記者会見をやっておりますけれども、その際、青木大使よりは、本件計画につきまして、日本の国内で、国会等でいろいろ問題として取り上げられておるのでケニア側として適切な対応が必要であるという発言をされたと理解しております。
○北川委員 理解していないというのと、青木大使が六月一日に記者会見を行った事実を知っているかどうかということでは違うんでしょうか。では、六月一日の青木大使はこういう記者会見をしなかったと理解されているんでしょうか。
直ちに私たちは、五月の三十一日、在ケニア大使館青木大使より、先方財務省及び実施団体幹部に対して、詳細にわたる我が方の立場を、真剣な考え方というものを伝え、先方はそれに対して、先ほど申し上げました技術委員会等の場を通じ、それからさらに、政府としてもこれについては真剣に対応していく、ただし、ケニア政府としてはこれは非常にいいプロジェクトなのでぜひ進めてもらいたいというような趣旨のことを回答をいただいております
○首藤委員 この件は、我々政治家の名誉の問題もありますけれども、同時に、ここに出てくる一人の方が青木大使なんですね。青木大使はペルーの日本大使館占拠事件で問題になった方ですけれども、青木大使がこのプロジェクトに関して積極関与しているということは、日本のメディアだけではなくて、ケニアのメディアにもいろいろなところで出てきているんですね。
あのときの青木大使は、記者会見か何かで、巻き込まれましたと、不幸なことでしたが巻き込まれたんですよというふうな言い方をしている。とても当面の当事者の言とは思えない。私、当委員会でもおかしいじゃないかということを言ったことがあるんですけれども、こういうふうに外務省の、国民の命を自分たちが命がけで守ると、そういう気概が全く感じられない。一体何だろうかという気がして仕方がないんです。
ですから、基本的には青木大使がおっしゃったことでありますけれども、まあ、青木大使というのは私と違いまして言葉がすごくストレートな方でございますから。そういう中でもいろいろ考えながらしていきたい、こういうふうに思っております。
それから、現場の最高責任者としての青木大使は当委員会にも参りまして、責任を感じております、判断ミスでありました、伏しておわび申し上げます、本当に反省しております、責任を痛感するという言葉を計六回も彼は使われました。 要するに、現場責任者としては自分の判断ミス、責任があったということを明確にお認めになったわけでありまして、これはこれで結構なことだと。
○政府委員(浦部和好君) 私はそのようにまさに青木大使に尋ねました。青木大使は、自分の表現が誤解を生んだとすれば大変残念だと。
青木大使に対しては、先日の委員会でも申し上げましたが、本件発言が報ぜられた後、出張先ケニアからザイールに向かっておりましたが、直ちに連絡をとりました。 また、帰国後は青木大使より発言の内容を確認いたしました。
○委員長(大久保直彦君) ただいまの件につきましては、青木大使の御発言を外務省から当委員会に御報告いただくことにつきまして、正式に外務省に申し入れたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これは青木大使の言うとおり、この点この点は間違っておったので訂正させてくださいとか、それはそれでいいと思うんですよ。 しかし、絶対に外務省として責任ある報告をしたんだということになりますれば、それに対してあれこれ言っている青木大使が問題だ、こういうことになりまして、青木大使の責任問題にまで発展しかねない。
○政府委員(浦部和好君) ただいま先生御指摘の新聞報道、新聞報道といいますか通信社の報道を我々も承知しまして、きのうの段階で現地の青木大使にどういうことなのかということで、今、事実関係の確認中でございます。
最初に、前回の委員会で外務大臣は、六月九日付のニューズウイークの青木大使の発言について注意すると、どういうわけか決して厳重という言葉は使わなかったんですけれども、注意するとおっしゃられました。お約束どおり注意していただいたものと思います。どのような注意をされたのか、それに対して青木大使はどのような態度だったのか、また返事だったのか、それをお伺いしたいと思います。
○武見敬三君 そこで、外務省としての責任のとり方についての御質問でありますけれども、青木大使自身は実際に大使の職を辞するという極めて重い責任のとり方をしたわけでありますけれども、今回の一連の幹部の責任のとり方の中で改めて青木大使には厳重訓戒という責任のとり方がなされました。
それから、事件が起きまして以来の、とりわけ事件決着に至りますまでの、あの四カ月を超える長い間の人質生活の中での青木大使の対応につきましては、一部にいろいろなことをおっしゃる方もありますけれども、私は、全体として、本当にあの長期間にわたって、人質の方々の間で極力冷静、そして平静を保ちながら対応できた、それはやはり青木大使の沈着な対応が、大いに力があったんだと思います。
そして、その中で青木大使があのような対応をされたということが、人質の方々の全体としての冷静な対応をも可能にしたわけでございますし、また、テロリストとの間の対応においても、やはり暴発状態を避けるという意味でも、大きな役割を果たされたんだ、このように考えております。全体として、この事件の解決を可能にした一つの大きな要素は、青木大使の冷静、沈着な対応であったと評価しているところでございます。
起きなかったというのは、やはり私は青木大使の頑張り、忍耐、もちろん館員だとか民間の人質の協調性もあったかと思いますけれども、しかし、その中での責任者は青木大使でありましたから、私は、この青木大使の頑張りというか努力というのは評価してやっていいと思うんですね。しかし、どうも人質が解放された後、いい意味で伝わってこなかった、これはお互いに不幸だったと私は思うんです。
○佐藤道夫君 私は大臣の感想を聞いておるわけじゃないのでありまして、大臣の指揮監督下にある公務員である青木大使にこのニューズウイークの記事について問いただしたことは間違いないと思うんです。そのときに青木大使がどういう答え方をしたのか。
○国務大臣(池田行彦君) その点につきましては、既にそれまでの段階におきまして青木大使の考えというものを聴取しておりますので、その記事でどういうふうに読み取るかでございますが、私といたしましては青木大使の記事におけるポイントというのは、先ほども申しましたように、困難な事態、情勢というのは一般的に言いましていろいろあるけれども、しかしそういった困難あるいは危険の可能性があるからといって外交活動そのものをとめてしまえばいいんだというわけじゃないんだという
○国務大臣(池田行彦君) 青木大使の報道機関に対する種々の発言につきまして、先ほど佐藤委員の質問にお答えいたしましたけれども、青木大使の心情は、同大使が五月十三日に本委員会で述べたとおりであると私は理解しております。 さらに、青木大使に対しまして、本日中にもこの点を再度確認し、誤解を招くことのないように注意を喚起いたしたいと考えております。
○生方委員 今回のあの人質事件の際には青木大使の存在というものが非常に大きくクローズアップをされたんですけれども、日本大使館がODAに関連して果たしている役割はどんなものであるのか、そこで大使が果たしている役割はどんなものであるのか、高村次官にお答えいただきたいと思います。
五月二十九日の本委員会で佐藤先生より御指摘のあった諸点につきまして、私より青木大使本人に確認いたしましたところ、次のとおりの釈明がございましたので、ここに御報告させていただきます。
当委員会へ参考人として出席しました際も、青木大使は繰り返し人質の方に大変な苦痛をかけたというような表現があったと思います。それからまた、多くの方々に多大な御心配をおかけしたと、そういうことを言っておりました。したがいまして、巻き込まれたというのは、むしろあのような事件が起きて人質になった方々が巻き込まれたというのが彼の本当の真意じゃないかと存じます。
外務省でも既に青木大使からいろいろと話を聞いておりますが、彼の反省といいますか、例えばこの参議院の外務委員会でもお話をしたとおり、テロリストが襲ってくるとすれば正面から襲ってくるであろうということで、後ろ側については全くそういう危惧の念を持っていなかったと。したがって、そういう面では警備に手抜かりがあったということははっきりと認めております。